ティンクルなごやからのごあいさつ
「ティンクルなごや」は平成27年4月に開設されました。
入所されている利用者さんのご家族の皆様は、連日のように面会に来て下さいます。親子あるいはご兄弟で散策にでかけたり、施設内のホールでゆっくり過ごしたり、音楽会などのイベントを楽しんでいただいたりして、家族で一緒に過ごす時間をとても大切にされています。ショートステイでご利用の皆様も一緒に参加していただいています。
利用者さんのなかには、一時的に体調を崩される方もおられます。そんな時のために、隣接する西部医療センターとの診療面での連携を一段と密にしています。
今後も、ご利用者の皆様、家族の皆様が安心して過ごしていただけるよう、医療、療育においてサービスの充実を図って参ります
最も弱いものを一人ももれなく守る、ティンクルなごやも開所以来2年が経過しました。その間愛知県も重症児者施設をこばと学園はじめ3施設開所して、重症児者ベッド数全国最下位から脱出することができました。
このことは在宅で頑張ってきた保護者の皆さんと共に喜びたいと思います。
指定管理者のむつみ福祉会としては、長年在宅で呼吸器を着けたり、気管切開や胃瘻、吸引などの医療的ケアをしながら頑張ってきたご両親達(特にお母さん)のため、お子様を最優先でお世話させていただいてきました。
それと同時にティンクルなごやに勤務するスタッフが喜んで働ける環境作りにも気を配っています。
そのための人材育成(教育)は大切な仕事です。将来、医療と福祉を担ってもらうためには欠かせない大切なことです。
以上のことを実践するための基本は「思いやりの心」と「人を大切にする心」であると信じています。
従来の重症心身障害児者施設とは一味ちがう、家庭的な雰囲気のティンクルなごやの成長を、見守ってください。