投稿日:2024年4月4日
4月に入り、志賀公園の桜も咲き始めました。
今年度も新たなスタッフを迎え、昨年度の中途採用者とともに、理事長や院長などから研修を行いました。
ティンクルなごやでは、新しく採用したスタッフだけでなく、様々な研修を実施して、継続的な学習機会を設けています。
今日は、令和5年度に「同性介助」をテーマとして実施した「日頃のケアを振り返る研修」についてレポートします。
まずは、スタッフ一人ひとりが同性介助に関するワークシートを記入しました。
入浴、着替え、おむつ交換、体位変換、食事介助などのケアについて、以下のチェックをしました。
「もし自分が入所している施設で、日常的に異性の職員に対応されると抵抗がある」
「もし自分の家族(女性)が入所している施設で、日常的に異性の職員に対応されると抵抗がある」
この結果を集計したところ、職種によって、回答の傾向に違いがあることがわかりました。
集計結果を参考に、各部署でグループに分かれて意見交換を行いました。
意見交換後のアンケートでは、様々な感想が寄せられました。
・人によって、受け入れ方や考え方にかなりの違いがあることに気づくことができた。
・スタッフで意見交換して、考え方やケアの行い方を統一していかなければいけないと思った。
・施設としてどういう考えで介助を行うのか、方針を明確に示して、利用者、職員の共通認識を持つことが必要だと感じた。
この話し合い結果をもとに、「同性介助の指針」を策定しました。
このホームページ内の「事業計画・報告」のページに掲載しています。
これからもスタッフ間でコミュニケーションをとりながら、より良いケアへつなげていきたいと思います。