投稿日:2024年12月12日
ティンクルなごやでは、スタッフが様々なテーマの委員会に所属し、定期的に開催しています。
今回は医療安全管理委員会の取り組みとして、11月末に開催した事例検討会についてレポートします。
施設内では、スタッフが日々のケアや介護を行うなかでヒヤリとしたことや、ハッとしたことについて自発的に報告(インシデント報告)をすることになっています。
医療安全管理委員会では、それらのインシデントについて、再発防止に向けて各部署や施設全体で検討し、業務改善を行うための働きかけや研修を行っています。
事例検討会では、各部署が1事例ずつ選び、発生の背景要因の分析、再発防止の取り組みを話し合った結果等について報告をしました。
・チェックリストはあるが、チェックのタイミングやチェック項目への認識がスタッフ間で異なっていた
・スタッフが複数配置されていても、各自の責任が不明瞭で、互いに傍観者のようになってしまった
・ダブルチェックを行っていても、形骸化していた
・話し合いを通して、スタッフ各自が経験則で行っていた注意点をまとめることができた
などなど、そういうことって他にもあることだ、チーム全体でケアにあたる上で大切なことだ、と思える報告がありました。
各部署の発表の後の質疑応答では、部署を超えた意見交換も行うことができ、良い学びの時間になりました。
これからも他職種で連携し、日々の実践に活かしていきたいと思います!