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学区の防災訓練 ~おしごとかいぜんレポート~

投稿日:2023年6月7日

先週末は大雨から一転、空が晴れ渡り、暑い日になりましたね。

6月4日には、地元金城学区の防災訓練が行われ、ティンクルなごやのスタッフも初めて参加させていただきました。

 

会場の金城小学校に到着すると、3月に施設で行った訓練でお世話になった消防団の方、消防署の方をはじめ、受付の役員の方などが明るく声をかけてくださり、うれしく思いました。

開始時間が近づくと、続々と地域の方が集まって来られ、私達も一緒に校庭に整列しました。

 

さっそく、今、地震速報が流れたら?とシェイクアウト訓練からスタートしました。荷物や手で、できるだけ首を守り、しゃがんで揺れを待ちましょう、と教えていただきました。

 

その後は、班に分かれて、順番に4つの訓練に参加しました。

 

起震車体験の様子の写真

最初は起震車で大きな揺れを体験しました。手すりをつかんでいても、体ごと揺れて、自分を支えているだけで何もできませんでした。

その直後には、家具の転倒防止の大切さを教えていただきました。転倒防止をしておくことで、救える命も増えると。揺れを体験した直後のお話には説得力がありました。

ちなみに現在、名古屋市内で、家具の転倒防止率は北区が1位だそうです。ティンクルなごやもしっかり対策しないといけませんね。

 

救助方法の訓練では、がれきの下敷きになった方を救出する見本を見せてもらいました。長時間、下敷きになった方を救出する時には、「これからあなたを助けますよ」という声かけがとても重要だとか。声かけをしておくことで、体内の物質の循環が始まり、急変による死亡を防げるそうです。

 

その後も、車いすに乗っている方の介助方法、視覚障害で白杖を使用されている方の介助方法を教えていただいたり、簡易トイレの説明をお聞きしました。一緒に説明を聞かれていた同じ班の方達も、質問されたり積極的に体験してみたりと熱心に参加されていました。

 

最後は、消防団の方と小さなお子さん達による放水訓練を全員で見学しました。消防団の皆さんの動きはきびきびとしていて、ホースを構えるお子さん達の背中からはドキドキが伝わってくるようでした。

放水訓練の写真

 

いろいろな方が、この日の訓練のために準備されていたこと、日頃から地域で活動されていることを知りました。

私達も、施設の外にも目を向けていこう!とあらためて思いました。