投稿日:2024年2月20日
ティンクルなごやには、職員による複数の委員会があります。
そのうちの1つ、日中活動委員会では、各フロアの生活支援員が中心となり、利用者さんの日々の生活が豊かなものとなるような活動について検討しています。
新型コロナウイルス感染防止の観点から、利用者さんには外出を控えていただいていましたが、昨年の秋以降、他者と接触しないよう、ドライブのみの外出を計画しました。
日中活動委員会で段取りや具体的なプランを話し合い、庄内緑地公園や名城公園付近を回る30分程度のドライブルートを決め、今年度は3階東フロアをモデルとして実施しています。
外出用のハイエースには、最大2名の利用者さんが乗車し、ドライバー、相談員、病棟スタッフの3名が同行します。
外出日当日の朝の着替えでは、お気に入りの服をスタッフと選びながら、「今日は晴れますよ!」「ドライブ楽しみですね」と声をかけられ、期待した表情が見られた方もいました。
ドライブ中は窓の外に視線を向け、嬉しい時の表現をしてくださったり、車の揺れでウトウトとされる方もいました。
施設に戻るとスタッフからも「普段と表情が違いますね!楽しかったんですね」と声があがるなど、ドライブを楽しまれた様子が伝わってきて、企画者としてやりがいを感じられました。
車から降りない条件の中でも、乗車して出かけ、普段と違う景色を楽しまれたことは、良い気分転換になったことでしょう。
3階東フロアの利用者さん全員がドライブに参加できるよう、引き続き計画していきたいと思います。次年度には、他のフロアの皆さんにも楽しんでいただけるように企画していきたいと思います。