投稿日:2025年2月28日
ティンクルなごやでは、職員間で日頃のケアを振り返る機会を設けるため、職員が意見交換を行う研修を実施しています。
今年度は「業務中の私語」をテーマに、職員アンケートを実施し、その結果をもとに各部署でグループ討議をしました。
10月に実施した事前アンケートでは、
利用者さんの前で、業務やその利用者さんに関係ない会話をしたことがあるか、そういう職員を見聞きしたことがあるか、
という質問をしたところ、どちらの設問も「ある」と答えた職員が8割にのぼりました。
また、それらがどのような会話だったか、具体的にエピソードをあげてもらいました。
他の職場の経験者には、過去の職場ではどのような指導や工夫が行われていたかを回答してもらいました。
そのアンケート結果を職員に配付し、11月から12月にかけて、各部署でグループに分かれて話し合いを行いました。
業務に関係がない話題の私語をしていたことを自覚したり、
他の職員の会話に気づいても注意がしにくいと思っている職員がいることがわかりました。
また、このような研修を通じて、日頃の勤務態度を振り返ることの大切さを再認識することができたようでした。
2月には、法人本部の事務局長から、主任以上の職員に対して総評がありました。
利用者さんの生活の場でもある施設の中で、全く会話がないというのは不自然ですが、
職員同士の会話に気を取られて、業務に集中できなくなっていることはないか、
目の前にいる利用者さんに関係のない会話を続けてしまっていることはないか、
そういう「過度な場面」を作らないためには、
「施設の職員としての共通認識」が大切であることを再確認しました。
4月にはまた、新しい職員が仲間入りします。
お互いに声かけしあい、意識を高めて、利用者さんにもご家族にも喜ばれる環境を作っていきたいです。