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地域のみなさんとの防災訓練~おしごとかいぜんレポート~

投稿日:2023年3月23日

3月11日、東日本大震災が起きて12年が経ちました。

この日、ティンクルなごやでは地域の方と合同で防災訓練を行いま

した。

 

地元学区の金城消防団の団員さん、北消防署の隊員さん、水のうのメーカー株式会社総合サービスの方、名古屋北歯科保健医療センターの職員さん、ティンクルなごや保護者会の役員さんが参加してくださいました。

 

ティンクルなごやの職員もあわせて、全体で24名の参加となりました。こんなにも多くの方に集まっていただきましてありがとうございます。

 

金城消防団の詰め所は同じ敷地内の南側にあるのですが、団員さんにティンクルなごや内に入っていただくのはこの日が初めての機会でした。

 

一階にある多目的ホールに集まった参加者の皆さんの座学の様子の写真

 

 

今回の訓練は3種類行いました。

 

まずは水のうの積み方訓練です。

水害時に土のうを使用して浸水対策に使用したりしますが、水のうとは、特殊なビニール袋に水を入れて土のうのように使うものです。

 

土のうよりも簡単に作ることができ、中の水は再利用できるという利点があり、収納も場所を取らないので施設の浸水対策用として購入しました。

 

この訓練では上記のような水のうの機能や水のうの積み方を株式会社総合サービスの方に教えていただきました。

 

 

 

 

 

 

続いての訓練は消火器を使用した訓練です。

中身が水になっている訓練用の消火器を使用し、的に当てる訓練です。

この訓練は一見簡単そうに見えますが、いざという時「あれ?どうやってやるんだっけ?」ということがないように、とても大切な訓練です。消防団の方が丁寧に教えてくださいました。

 

   消火器を使って離れた場所にある炎に見立てた的に当てる訓練の写真1 消火器を使って離れた場所にある炎に見立てた的に当てる訓練の写真2

 

 

 

最後の訓練は毛布を使用した担架を作り、使用してみる訓練です。

なんと、物干し竿2本と毛布1枚があれば担架ができてしまうのです。

5人1チームとなり、4人で担架を作り、担架に1人乗っていただき、4人で運びます。

 

担架に乗っていただくのが男性で、運ぶのが女性だったりすると持ち上がらない可能性があり、そういった場合は周りの方を呼び6人などで運んだりするといいとのことです。

 

毛布を物干し竿に巻き込むだけで、人が果たして乗ることができるのかと思っておりましたが、しっかりと乗っていただくことができました。

 

      

 

 

今まで、施設の中で毎月様々な訓練を行ってきましたが、まだまだ知らないことも多くあり、繰り返し行うことで災害時にも落ち着いて行動できるようになると思います。

 

地域の方にもティンクルなごやを知っていただく機会になり、実際に体験してみることで、災害時への意識を高めることができました。

 

ご協力いただいた皆様、どうもありがとうございました。