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「この対応は大丈夫?」自分達の支援を振り返ろう ~おしごとかいぜんレポート~

投稿日:2023年5月19日

ティンクルなごやでは、令和5年度も新しい職員を迎え、それぞれの配属先で仕事をスタートしています。

新規採用者向けにも研修を実施していますが、今日は、昨年度に実施した虐待防止研修の内容をレポートします。

 

施設で定期的に実施している職員セルフチェックでは「他の職員のサービス提供や利用者への対応について問題があると感じている」という項目に、「はい」と答えている職員が毎回30%程度います。

昨年度は、どのような行動が問題だと思うのか具体例をあげ、各部署で「自分の家族が入所している施設でこのような対応だったら許せない」というものを選び、話し合いを行いました。

 

職員の都合でケアの時間を前倒ししていないか、年齢にふさわしい接し方をしているか、利用者さんに対する声掛け・口調・態度は適切かなど、意見交換を行うことで、各スタッフが掘り下げて考える時間になりました。

 

 

研修後のアンケートにはたくさんの意見が書きこまれていました。その一部をご紹介します。

 

・「自分の家族にされたら嫌だな」という視点に立つことは、ど   うして失礼なのかが見えると感じた。

・同じようなことを改善されるといいなと、他の人も感じているこ                とがわかった。

・利用者さんを中心にした視点が必要で、職種関係なく、よい施設       にしたいと同じ方向を向いていることが大切だと改めて思った。

・自分で要望を訴えることができない方が多いからこそ、より相手           の立場を考えながら支援していくことが大切だと思った。

・気になっていることなど思っていることは同じなので、それでも     なぜ「ティンクルなごや」で気になる対応があるのか、もっと考       えていきたい。

・他の職員と話をする機会があると、皆の思っていることがわか  っていい。

 

ティンクルなごやでは、昨年度に「虐待防止ガイドライン及び発生時対応マニュアル」(※)を策定しました。この内容を継続的に周知して、今年度もスタッフ間で意見交換できるグループワークを行い、支援の質の向上に努めていきたいと思います。

 

※ガイドライン及びマニュアルは、このホームページ内にも掲載しています。

 

虐待防止ガイドライン及び発生時対応マニュアルはこちらから