投稿日:2022年5月11日
昨年11月のスタッフブログで、職場改善のために取り組んでいることを報告いたしました。
その後、どのようなことに取り組んできたか、今回から3回にわたって報告させていただきたいと思います。
1回目の今日は、「虐待防止セルフチェック」と「虐待防止委員会」です。
昨年度は、全職員を対象に「虐待防止セルフチェック」を6月と12月の2回実施いたしました。
各自が全20問の設問に、「はい」・「いいえ」で回答し、利用者さんに接する態度や言葉づかいなどを振り返り、その結果を部署単位で集計し、意識や行動の傾向を確認してまいりました。
この結果は、施設と法人の管理職で構成する「虐待防止委員会」で検証し、特に以下の2問に「はい」と答える職員が一定以上(約25%以上)いることから、改善に向けた課題を掘り下げていくこととしました。
・他の職員のサービス提供や利用者への対応について問題があると感じている
・最近、特に利用者へのサービス提供に関する悩みを持ち続けている
こうした回答の背景に潜む問題に向き合いながら、職場風土の改善に向け具体的にどのようなことに取り組んでいくとよいのか、虐待防止委員会でも話し合いを継続してまいります。
上司による職員への効果的なヒアリング、日頃の同僚間の良好なコミュニケーション、利用者さんへの理解を深める取り組みの実施、効果的な研修の在り方、部署間の協力の進め方など、様々な課題があることを改めて認識いたしました。
セルフチェックを新たな気づきにつなげ、職員ひとり一人が改善を実感できるよう、努力を続けてまいります。